令和5年8月1日から始まった今川橋P7橋脚工事が、無事故で終えることができました。工事期間中は良いことや悪いことがたくさんありましたが、工事従事者みんなの協力でのりきることができました。地図に残る公共資産をつくることができて本当にうれしいです。
進捗状況(R7.2月度)
あと少しで今川橋P7橋脚工事が終わります。

子ども食堂
水橋漁港内にある漁夫で、毎月第4火曜日に子ども食堂が開催されています。
P7橋脚工事では、受注後毎月子供たちに、お菓子をプレゼントしています。
仕事で忙しい時、嫌な時、悩んだ時、色んな困難がありますが、子供たちの無邪気な笑顔を
見れば疲れも悩みも吹っ飛びます。




コンクリートの養生状況
打設面に湿潤養生材を散布します。



吸熱養生も行います。1日約灯油300ℓ、軽油70ℓ使います。
より良い公共資産になうよう養生します。


橋脚躯体工の生コン打設(3LOT)

打設高さを確認しながら打設を行います。


綺麗になるまで夜遅くまで頑張ります。

橋脚躯体工の型枠組立(3LOT:側壁)




最強寒波に勝つ
勝つために除雪を行います。

勝つために屋根雪も落とします。

雪に備える
雪が型枠内に入らないよう、屋根を設置しました。

中にはジェットファーネスを常時2台稼働してます。今から約2週間この状態が続きます。


外の温度は1℃ですが、中の温度はジェットファーネスを常時2台稼働しているので、16℃あります。

型枠工は屋内作業場と化した現場で、完了に向けがんばっています。

進捗状況(R7年1月度)

橋脚躯体工の鉄筋組立(3LOT)
3LOTの鉄筋では鉄筋最大口径のD51を使用します。組立には熟練の技術が必要になります。




橋脚で使用する鉄筋は、エポキシ樹脂を塗ってある鉄筋を使用します。使用する理由は今川橋が沿岸部にあり、鉄筋が腐食しやすい環境にあるからです。鉄筋が腐食すると腐食箇所の体積が2.5倍程度に膨張するため、その膨張圧によってコンクリートにひび割れが発生します。そのひび割れを通じて水分、酸素、塩化物イオンなどの劣化因子の供給が容易になることにより、さらに鉄筋腐食が促進され,コンクリートはく離やはく落,鉄筋の断面減少を生じ、構造物の耐久性能、耐荷性能が低下していきます。これが塩害によるコンクリート構造物の劣化メカニズムです。


