橋脚躯体工の鉄筋組立(3LOT)

3LOTの鉄筋では鉄筋最大口径のD51を使用します。組立には熟練の技術が必要になります。

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橋脚で使用する鉄筋は、エポキシ樹脂を塗ってある鉄筋を使用します。使用する理由は今川橋が沿岸部にあり、鉄筋が腐食しやすい環境にあるからです。鉄筋が腐食すると腐食箇所の体積が2.5倍程度に膨張するため、その膨張圧によってコンクリートにひび割れが発生します。そのひび割れを通じて水分、酸素、塩化物イオンなどの劣化因子の供給が容易になることにより、さらに鉄筋腐食が促進され,コンクリートはく離やはく落,鉄筋の断面減少を生じ、構造物の耐久性能、耐荷性能が低下していきます。これが塩害によるコンクリート構造物の劣化メカニズムです。

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